大腸がんの手術がうまい熟練した医師
大腸がんは大腸の内側の粘膜で発生する癌。
国立がん研究センターによると、2014年の新規患者数は男性が7万3200人、女性が5万5300人。
女性では乳がんに次いで2番目に多く死亡数はもっとも多い。
だが早期治療でほぼ確実で治る癌でもあり、リンパ節転移が見つかっても手術で治る確率は高い。
肝臓や肺などに転移する前に発見し、経験豊富な医療機関で治療を受けることが大切。
腹部の複数の小さな穴からカメラや切除器具を入れて行う。
癌の中では大腸がんで最も普及している。
腹部を20センチ切開する開腹手術と比べ手術後の痛みが少なく、回復が早い。
大腸がんでは手術後の治療成績も開腹手術に匹敵する。
手術の90%以上を腹腔鏡手術で行う病院がある一方、早期がんだけに行う病院もある。
だが、技術が未熟な医師が無理をして進行がん手術も行っている例がないとも言い切れない。
手術がうまい熟練した医師は、日本内視鏡外科学会の技術認定を取得しているのでホームページのリストで名前を確認できる。
http://www.jses.or.jp/about/certification.html
粘膜内にとどまる早期癌が対象となる。
肛門から入れた内視鏡で癌だけを切除できるので体の負担がきわめて小さく早期がん治療で広がっている。
現在、病院は手術件数を公表していますので、得意な病院、かかりつけのせんせいが おすすめの病院を聞くのがいいでしょう。